コクリコ坂からをみて考えたこと(脱線)

コクリコ坂から」をみて

優しい嘘について考えた

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よく議論されがちなテーマ

 

私は小学生くらいの時、よく嘘をついた。

見栄を張るため。

たくさんの国に行ったことがあるとか、

大人の恋人がいるとか。

お金持ちに見せようとしたり、特別に見せようと必死だった。

 

今では少し違う嘘のつき方をする。

面白くしたくて、場を盛り上げたくて、

嘘というよりは誇張。

いわゆる、話を盛りがち。

 

それはもう癖のようなもので、

頭が抑制する前に

口から飛び出している。

後々、そんな自分が嫌になる。

本当のことだけで勝負できないのかと

いつも思う。

 

笑わせたいだけ、楽しませたいだけ、なんだけど。

 

そういうダサい嘘は、

誰かを傷つけるというよりも、

自分を貶める。

嘘なんて、大抵、見抜かれる。

 

正しい嘘なんてないけど、

そういうダサさを許してくれる人は、

優しいなって思う。

 

少し話は飛ぶけど、アイデンティティとパーソナリティは別物だ。

 

アイデンティティは自分が定義する自分

パーソナリティは他者を通して見える自分

 

これは似ているようで違う。

アイデンティティとパーソナリティのギャップは少ない方が、

自分を理解され、ありのまま生きることができている、

ということになる。

多分。

 

私がついているような自分を誇張する嘘は、

自分からこのギャップを広げようとする行為だ。

 

他人にどう見えていたいか、どう見せたいか、

自分が作り上げるイメージは

アイデンティティとは違う。

しかし、自分をよく見せようという欲求が強いことは

私のアイデンティティの一部なのだと思う。

 

話が巡ってしまいそうで、

頭が痛くなってきたので、

この辺で考えるのをやめる。



コクリコ坂から」は、

いろいろ解釈が分かれる映画なのかなあ

 

私はそこに優しい、けれど罪深い嘘があるんじゃないかなって

想像した。

 

真相は誰にもわからないね。

 

劇中の歌が鼓膜に優しすぎた。

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人生の目的とは?ー私は私のままで生きることにした

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感想(35件)

勇気をくれる言葉や大切にしたい考え方がある一方で、すとんとこない引っ掛かりを様々なところで感じた。

それは、数字や社会の目から逃れようと意識しすぎるあまり逆にそれに囚われているような感覚に陥るところだったり、自分を認めることを豪語している割に、自分へのあきらめが感じられたりするところに。

いいところだけを心に留めておこうと思う。

 

読んでいて、考えたのは、人生の目的について。

私たちは生きている中で、社会のレールに知らぬ間に乗せられていたり、他人の目に押し潰されそうになる瞬間が多々ある。

自分らしい人生とは、私にとっての人生の目的とは、そういった問いに今日は向き合ってみようかな。

 

自分が何に幸せを感じ、どんな自分にはなりたくないのか

どんな風に生きたくて、何が私らしいのか

考えてまとめてみる。

 

私が幸せを感じる瞬間

大好きな人と話せる距離にいること

美味しくご飯を食べること

息が切れるほど踊ること

新しい価値観に触れること

好奇心に挑戦すること

自分の手で何かを作り出すこと

 

どんな自分にはなりたくないのか

つい嘘をついてしまう自分

調子に乗ってしまう自分

見栄を張ってしまう自分

自分自身を、大きく見せようとしてしまう自分や、素で生きる自信がない自分がたまにどうしようもなく嫌になる

 

どんな風に生きたいか

等身大の自分自身の言葉で生きたい

 

何が私らしいのか

つい、話をもってまで、人を笑わせたいところ

いいことではないけど、一緒にいる人を笑わせたいって思いが常にあるのは、きっと私らしいところ

 

生き方に正解はないし、自分の中でも常に変わっていくはず。

定期的に自分の考えと向き合って、自分の変えたいところを振り返って、今どんな風に生きたいのか考えそれを実現して生きていきたいと思う。